【無類のハワイ好き　～ハワイ ドライバーライセンス編～】

ハワイ ドライバーライセンス 取得話

 

 　２００６年ハワイのドライバーライセンスを取得しました。

　ハワイでは日本の自動車免許で運転は出来るんですけど、なぜハワイのドライバーライセンスを取得したか？ 　

　理由はいくつかあります。ハワイ好きの方は是非取得してみてはいかがですか？

　

　①身分証明書として

　海外ではパスポートを持ち歩くのは嫌ですよね。

　「でもコピーを持ち歩けば良いじゃん！」

　と考えますが、飲酒の際、ハワイはコピーＮＧのところが多いんですよ。

　３８才の時も「ＩＤ見せて」ってお店の人に言われました・・・。

　つまりパスポート代わりの身分証明書ですね！

 

　②カマアイナ料金（地元価格）

　これは、本来の使い方とは違うので、ハワイ在住の方は不愉快に思われますので詳しく書きませんが、観光客の多いハワイでは観光客料金と地元料金が設定されています。

　例えばゴルフ場の利用や、○○ツアーなど。もちろん飲食店もあるかな？

　あまり具体的に書くと・・・。なので、しっかり「カマアイナ（地元料金）」が明記されている場所を２つ簡単に紹介します。ホノルル動物公園とハナウマベイですかね。

　何度も書きますが、これは「本当の地元」の方のためのサービスなので御理解くださいね。

 

　③自己満足

　これは最大の取得理由ですね！ハワイの人っぽい感じで過せることが最大の魅力ですね！

　

　では、

 

ハワイのドライバーライセンスの取得方法は？ 

　

　まず、自力では無理です。

 

　最大の理由は「自分の車を持っていない」＆「現住所がない」から。

 

　免許証には住所が記載されますので「現住所」が必要なのは当然ですよね。

　それより、というか同じくらいの問題は自分の車、若しくは、車を所有しているハワイの友達がいないということが問題なんです。

　なぜか？

　実技試験の際、なんと自分の車（レンタカー以外）を持って警察署に出向くんです！

　その車で試験を受けるんです！

　

　車を所有しているハワイの友達がいない方、ハワイに車を持っていない方が殆どだと思うので、以下の流れが一般的ではないでしょうか？

　

　それは、地元のライセンス取得学校（自動車学校？）に行くことです！

　

　通学期間は、最低でも余裕を持って３日間と設定することが無難かな？　（超最短で２日？でも危険・・・）

 

　＜１日目午前　社会保証番号取得＞

　「住民票」という概念がハワイにはないので、社会保証番号というものをまず取得する必要があります。

　もちろん、その際にハワイでの「現住所」を書く必要があります。

　現住所？ですが、色々と解釈があるらしくライセンス取得学校にお任せするか、現地の友達と相談するかしてください（日本では考えられないグレーな感じです）。

　

　＜１日目午後　学科試験＞

　学科試験ですが、時間無制限の学科試験。

　この雰囲気が最高～！

　日本の試験会場の雰囲気とは全く違う。フランクな感じ？自由すぎる感じ？そんな感じです。

　ちなみに英語なのでライセンス取得学校より事前に予想問題をもらい、日本で勉強！

　予想問題といっても必ず出題されるので余裕～！

　（たまにアラモアナの白木屋で予想問題が売っています）

 

　合否はその場で分かります！ 即、仮免許発行！

　ただし不合格の場合は、当日に試験を受けることは出来ないので、翌日以降再チャレンジ。

　

　合格の場合はその場で翌日の実技試験の予約を！というか・・・。

　この実技試験の「順番待ち」をする必要があります。

　ちなみにインターネット予約は数ヶ月前からの予約が必要・・・。

　ネット予約の場合には、恐らく仮免許取得状況を確認するものがあるはずです（たぶん）。

　ですから「実際には並んで待つ」しかないようです・・・。

　しかも、前日の夜から・・・。警察署内で・・・。

　

　なぜ前日から並ぶのか？

　それは、まず、インターネット予約をした受験者を予定枠どおり実技試験を受けさせるからです。

　そして、ネット予約のキャンセルが出た分だけ、当日受講生分の「枠」があてがわれるから、実際に当日分は「何人」受験できるか分からないからです。

　なので、最低でも先着１０番以内に入らないと、滞在日数に限りのある私たちは不安ですよね？ という事で、深夜から並ぶのです・・・。

　しかし、この並びにも裏技というか、ビジネスがあります。

　これもライセンス取得学校ごとに違いがあるかも。

 

　さて、仮免取得後は道路上で練習！

　路上の試験コースを何回も回ります！

 

　＜２日目午前　実技試験＞

　実技試験はどの試験官に当たるかがポイントらしい・・。

 

　自分の名前を呼ぶ人が担当試験官とのこと。

　

　「オクヤマ！」呼ばれた！

　

　ライセンス取得学校のジムが

　「あー。まずい。あいつだ・・・」

　

　噂の日本人には厳しい試験官が・・・。

　自分の持っていった車に試験官と乗車。

　試験官は全くの無表情・・・。

 

　駐車場で停車している私の車に、別の車がフラフラ近づいてきた！

　試験官は叫ぶ！

　「ホーン！ホーン！」

　

　「？」私は無反応。

　すると試験官は私のハンドルに手を伸ばしクラクションをメチャクチャ鳴らす始末・・・。

　唖然・・・。

 

　これから試験が始まるというのに嫌な展開。

　運転指示はもちろん全て英語・・・。

 

　路上に止まっている車と車の間に「縦列駐車」を指示されたり・・・。

 

　２０分くらい？で試験は終了。

　結果は直ぐに出ます。実技の得点も出ます。

　

　お陰様で合格でした！ 

　もちろんその場で免許証の発行となり終了です。