東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、首都圏中古マンションの成約件数が3年ぶりに前年度を上回り31,397件(前年比8.9%増)となったそうだ。
そしてこの数値。
過去最高の件数。
都県別に見ても全て増加。(ちなみに平均築年数は約19年)
中古住宅についても前年を上回る8年ぶりの高水準!
なぜだ!?
中古住宅についてはデベロッパーの意志に関係なく、ほぼ需給バランスで成り立っている。
マンションを売る人の事情。買いたいと思っている人の事情のバランスだ。
事情があり売りたい人が多ければ、供給過多に。
買いたいと思う人が多ければ、価格は上昇。
色々な「当たり前」の要素でそのバランスは作られている。
ココからは私の勝手な考えですのでご了承下さい。
ポイントは、日常品・日頃買い換えるモノでもない「不動産」においてもこの需給バランスは基本であるが、そこに「プラスの何か」が加わらない限り数値は変動しないのではないかと思う。
①「常に買換えのタイミングを考えていた」+「実行に移す動機付け」が出来た
②「常に高く売りたいと考えていた」+「実行に移す動機付け」が出来た
③「常に投資用物件を買いたいと考えていたけど」+「実行に移す動機付け」が出来た
これだけではないが、③以外は一生に何度もあることではない。
この「動機付けの要素」は何かを考えれば、この「最高数値」の意味、またこれからの景気が判る気がする。
特に③要素の場合、ちょっとしたミニバブルが来るのではないか!?
(投資先が不動産に向いてきた?低金利で銀行に預ける気持ちの限界が来たか?)
①②は、消費税引き上げ、金利上昇を見越しての駆け込み需要では!?
①②③どれを見ても今後の景気が上向きになる要素が見えるのかな?
結論として。
③以外の「買換え」「売却」は、目先の「損得」で判断せず、慌てず自分のライフスタイルに合わせたプランが必要だと思います。
【ちなみ】
「中古マンション」の成約率がUPと言うことであるが、ポイントは『中古』マンションであると言うこと。
私も購入するなら中古マンションを絶対的にお奨めします。
理由。
後にも先にも「好立地」である可能性があるからです。
新築マンションの良いところは見ての通りです。
木を見て森を見ずとならないように!
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